やりたいことをただ単純にやればいいというのは難しいことです。
今までの人生で「何がしたいの?」と聞かれ、直感でこうなりたいああなりたいと言うと「何で?」とか「本当になりたいの?」とかいろいろ聞かれて、結局わからなくなり、ダラダラ生きてきました。
親も学校も、結局は無理矢理勉強させておいて、最終的に選択肢を狭くさせておきながら「自分の好きなものを探しましょう」と投げ掛けて終わりです。
そのおかげで、社会に出ても頭を使わない単純作業しか出来なくなり、結局、自分が何をやりたいか、なんてどうでもよくなる。
結局、今までの自分を全否定したくなる時がたくさんありました。
しかし、全否定していても意味がないので、今までの自分はそのままで、とりあえず前進するようにしています。
これからの自分にとって何が必要でどうすれば幸せになれるか、整理することが大切です。
何がしたいのか?これは自分の好きなこと、楽しいことですよね。それと私のブログに書いていますけど、子育ては自立させることが目標なので、何を学ぶのかも子が自分で選び、自ら学んでいくように手助けするのが親や教師、大人の役割だと思っています。「子どもを非行にする十か条」の第一条が「学習を強いること」なので強いることなく楽しく学べるように家庭塾をした私ですから、子達は小学校の時に自分の夢を語って、その夢に向かって自ら努力して進路を決めました。長男はrobeさんと同じ建築の道を選びましたけど、「家を建てる人になりたい」が夢でした。昭和57年生まれですから現在38歳です。やはり親の違いでしょうか。選択肢は多いほうが良いと思います。長男は習字も三段なので、習字の師範も少し頑張ればなれます。他にも作るのが好きな子なので美術関係や工作も得意でした。大工になっても良かったのですけど、大学で建築科に進んだので、建設会社に勤務しています。それと私自身は「勉強はしなくていい、女に学問は要らない」と育てられました。ですから私は中三の夏休みに「勉強させてください」と母に頭を下げて頼みました。時代が違うので何とも言えませんが、母のように健康第一、勉強など出来ても出来なくても良い位で丁度良いのかなぁと思っています。
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追加させてください。私の子達は学習塾に行かず高校に進学しました。長男は中学の時は家庭学習教材を毎月取り寄せて自分でしていました。高校は幾つか見学して剣道がしたいと公立高校に進学しました。剣道をするために高校に行ったので成績は43人中35番前後、三年で卒業することが目標でした。当然一年予備校に通い、国立大学の建築学科に後期で合格です。それと自分の好きなもの位作れるようにと、グラタンとクロワッサンは小学校のうちにマスターさせ、長男が教えてくれと言うので高校の時、魚の三枚おろしを教えました。大学で先輩からマグロの塊を頂き、柵に切り、刺身にして皆で食べたと聞きました。料理人でもパン職人にでも成ろうと思えば成れます。料理は自立の為に必要ですし私の得意分野ですから五人とも一通り仕込みました。そして下に10歳離れた弟が出来たので、オムツ交換や一緒の入浴もしていたので保育士も選択肢に含まれるかもしれません。ただ私は将来夫になった時、父親になった時に必要だと基本家事は全てさせています。中学・高校と坊主頭を通したので、自分でバリカンを使い髪も切っていました。何でも一人で出来ること、これが自立だと思っています。
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そうですね!
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