まず知っておきたいこと。
政府が行っていることは「改革」ではなく「法改正」です。
どういうことかというと、順番の話になってくるわけです。
最初に、「政府が法改正を行う」。
その次に、「法改正をもとに我々個人が自分なりの改革を行う」。
つまり、政府が「改革」することはできない。
もっと言えば、政府が「改革」という言葉を使ってはいけない。
改革をするのは我々個人なので。
結局のところ政府が行うのは、法律の中の「数字」や「用語」を少し変えるだけです。
例えば「労働時間は〇〇に変更する」とか、「時間外労働は〇〇に減らす」とか。
つまり、「〇〇の変更」というところまでしかできないんです。
「変更」しかできないのに「改革」という単語を使って、いかにも「我々が国民の生活を改革してあげます」という言い方をしているわけです。
こうやって「できないことをできる」と言って騙しているわけです。
誰のために?
政治に関係している自分たちのために。
庶民を混乱させて、いかにも「不景気だ」と思い込ませて税金をたくさん取って「自分たちに儲けさせる」。
こういうことを我々が見抜いて考えていかないといけないんです。
これ、どうすればいいか、という話なんですけど、「我々個人がよく考える」というところなんです。
どういうことかというと、「政府がやってるのは単なる変更だけ」ということを冷静になって聞き流すのです。
冷静に聞き流しましょう。
そして、「改革」は自分の役目です。
政府は全く関係ない。
一人一人が前に進むためには、自分自身の改革というものを進めていくしかないのです。